ケガをした時の応急処置法
日常生活のなかには、様々な危険が潜んでいます。
特に遊び盛りの子ども達は、毎日走り回っているため、打撲や捻挫といったケガはいつどこで起こってもおかしくありません。
そこで、捻挫や打撲、肉離れなどのケガに対して行う基本の応急処置法をご紹介します。
応急処置の重要性
ケガをして病院や診療所に行くまでの間に、ケガを悪化させないようできるだけ良い状態に保つために行うのが応急処置です。適切な応急処置を行うことで完治までの期間が短くなります。しかし、応急処置を行わなかったり、不適切な処置を行うとケガの悪化に繋がってしまう場合があります。
外傷の緊急処置の基本「RICE処置」
●REST(安静)
ケガをした部分を、むやみに動かしてしまうと血管や神経の損傷の原因となるため、それを防ぐことを目的とした処置です。骨折やひどい捻挫の場合には応急固定を施しましょう。
●ICING(冷却)
冷やすことでケガの炎症の広がりと腫れを抑えることを目的とした処置です。できるだけ氷が直接肌に触れないようにアンダーラップを巻いたり、タオルを使って冷やします。
●COMPRESSION(圧迫)
ケガをした部分の出血や腫れを最小限に抑えることを目的とした処置です。テーピングや包帯で軽く圧迫気味に固定しましょう。このとき決して患部を揉んだりしてはいけません。
●ELEVATION(拳上)
出血を抑え、腫れを軽減することを目的とした処置です。ケガの部分を心臓より高い位置にすることで血液やリンパ液の流れを防ぎます。
こちらで紹介した「RICE処置」は、上記の頭文字をとったもので、挫傷や捻挫などのスポーツ外傷にも有効です。
挫傷や捻挫の痛みは我慢せず、早めの来院をおすすめします。
早めの対処が早期完治に繋がります。
尼崎市内にある当院では、骨折や脱臼、捻挫、外傷性の腰痛などの痛みを専門としております。
交通事故によるケガも対応しておりますので、事故後数日たってから発生した痛みや別のところで診てもらっているが、なかなか改善されない痛み等でお悩みなら、お気軽にご相談ください。
尼崎市内で整骨院をお探しなら、阪急園田駅からすぐの当院をぜひご利用ください。