人間の身体に欠かせない骨の役割

骨は人体の基礎であり、その役割はとても幅広いものがあります。

身体を支える(支持機能)

私たちの身体にある骨は、頭蓋骨29個、脊骨26個、肋骨・胸骨25個、肩・腕・手64個、骨盤・脚・足62個の、合計206個の骨によって骨格が形成されています。

このようにたくさんの骨があるおかげで、立つ・座るといった姿勢をキープすることができます。
まるで建物の梁や鉄筋のように、骨は身体を支える柱の役割を担っているのです。

柔らかい器官を守る(保護機能)

体内には、心臓や脳、腸や生殖器などの柔らかい臓器があり、それらを衝撃などから守るのも骨の役割です。
頭蓋骨をはじめ、背骨は外部からの衝撃が直接脳へ伝わるのを防ぐためにS字カーブを描いており、脊骨の真ん中にあるトンネルでは神経の束である脊髄を守っています。

また、肋骨や胸骨、胸椎は連結して心臓や肺などを守るためカゴ状になっており、骨盤は腸や生殖器、そして子宮を守るための重要な役割があります。

血液を造る(造血機能)

赤色骨髄と呼ばれる特定の骨髄により、赤血球や白血球、血小板といった血液細胞をつくる役割があります。

カルシウムを蓄える(貯蔵機能)

骨は成分の約70%がカルシウムでできており、体内のおよそ99%のカルシウムが骨に蓄えられます。
その他、脂肪やリンなどの無機質も蓄える役割があり、血液中のカルシウム濃度が一定になるよう働きます。

丈夫な骨をつくるには

骨が丈夫でなければ、少し転倒しただけで骨折してしまい、打ち所が悪いと寝たきりになることもあります。

また、年齢を重ねると骨が脆くなる「骨粗しょう症」になるリスクも高まるため、早いうちから予防することが大切です。

骨がつくられる成長期は特に「バランスのとれた食事」でカルシウムを摂取し、毎日「適度な運動」を行って骨密度を増やしましょう。
また、成長ホルモンは夜眠っている間に分泌されるため、「十分な睡眠」をとるように心掛けることも大切です。

大阪府豊中市、伊丹市に隣接する尼崎市東園田町にある当院では、つい我慢してしまう痛みや、他の整骨院や整体院では治らなかった痛み、捻挫や脱臼、交通事故によるむち打ちなど、様々なご相談を承っております。

身体の痛みを改善するためには、日頃の身体の使い方、日常生活の改善などが必要な場合もあります。
当院では患者さま一人ひとりに合わせて適切なアドバイスを行い、痛みに悩まされない生活が送れるようサポートいたしますので、阪急園田駅周辺で整骨院をお探しでしたら、ぜひお立ち寄りください。